大田市場日記 その29
2008年11月20日
このケーキが7号で中にイチゴは2段にサンドしてあります。そして、イチゴは今一番良いものをということで、この時期一番味ののっている「ゆめのか」を使用しました。イチゴは120粒以上使っています。12600円
2008年11月19日
朝よりかなり冷え込んできました。この季節になるとチョコレートやチーズを使ったものが美味しく感じます。レヤーチーズ(ニューヨークスタイル)、ひさしぶりに登場です。 294円
そして、チョコレートはクラシックショコラ。最高のクーベルチュールを使い小さいながら味は濃厚です。上のクリ(茨城産)は店で皮をむいて蒸したものです。 336円
2008年11月17日
最近の特注ショートケーキの紹介です。左は小型2段ショート5号に3号のせ、サイドなし 5250円。右は5号ショートのサイド付き3675円。
左はチーズケーキの上に果実をたっぷり 4725円。右は8号角ショート14700円。
2008年11月8日
前回、好評だったマンゴロール、今日もたくさん安く買えたので294円に値下げします。たくさん食べてください。
東国原知事で有名になったマンゴですが、これは赤い方はブラジル、緑色の方はUSAです。高級果実店ではスゴイ値段で売っています。「リーズナブルだけどチープではない!」破格だと思います。
2008年11月7日
このリンゴはアップルパイにするためにみつけたものです。すごくいいにおい(香り)です。フジです。
そして、今日はイチゴの「セリの段」にはじめてのぼった。なにもわからないままあっという間に終わった。ふだん笑っている人たちが「セリ」が始まると急に真剣になる。ふだんゆるい自分も久しぶりに緊張した。国産イチゴはちいさいものを除き店ではもう少し先になりそうです。
このバターはすごい!自分でもはじめて見た。「カルピスバター」=いまもっとも手に入れにくいと言われているが、「その上をいくカルピスバター」があったとは驚き!水分がとてつもなく少ない。アップルパイにするには最高!これ以上のものにお目にかかったことはない。
いま、これを買えないかいろいろ頼んでいるところ。近日中に入荷できると思います。ご期待ください。店でもこれを使いたいし、食べてもらいたいものです。
2008年11月6日
この洋なしは「コミス」という。ヨーロッパでは違う呼び方するらしいが品種はこれといっしょのようです。 洋なし、イチジクはここ2〜3週間ぐらいが食べ時、うまいときです。
洋なしタルト(ラフランス) 263円
イチジクロール 315円
イチジクタルト 294円
2008年11月5日
地図物語『あの日の神田・神保町』(武揚堂)に掲載されました。
2008年10月31日
これはグリーンマンゴという緑色のものです。大きさは宮崎マンゴと同じくらい、アメリカ西海岸のものです。メキシコマンゴ(メキマンといわれる)、ブラジルのものなどいろいろでています。赤いものはアップルマンゴなどと呼ばれます。本当はたいへん高価なものだけれど、訳あって安くたくさん買えたのでロールケーキの中に生のまま入れてみました。まぁー、こんな使い方をする菓子屋はあまりないと思います。なんと、315円でいきます。
そしてこれは今一番旬のアップルパイたちです。勢いのあるときです。
イチゴはUSAは終わりに近づき国産は出始めで値段も高く品物もいまひとつです。ハネダシショートは少しだけ、あとは売り切れとなります。
2008年10月30日
リンゴの競売所の景色です。いま、一年で一番活気のある時です。アップルパイにして一番ウマイ時。そして、味にも力のあるときです。
2008年10月29日
いよいよ早生フジが出始めてきました。今年は台風の影響はあまりないが、雹が降って被害がでていますが出来はいいようです。これから来年9〜10月くらいまでフジでいきます。
リンゴを煮てプレザーブにするときフジでないとあの歯ごたえは他のリンゴではできません。酸味、香り、ともに最高だと思います。
朝6時より仕込みはじめて午後1〜2時頃焼き上がります。焼きたてを宅急便で本州であれば翌日にお届けできます。
2730円+送料(普通便で)ぜひお試し下さい。焼きたてにこだわります。
「リーズナブルだけどチープではない。」
クリスマス時期にあたってアップルパイは21日〜25日までお休みいたします。年末の最終焼き上がりは30日でございます。
2008年10月27日
イチジク 11月上旬ぐらいまで高温多湿なところに育つ。今日見つけたのは「ビオレソリエス」というたいへん高価なものを見つけた。今頃から10日間ぐらいだけ出てくるとのこと、佐賀県産です。
味は通常のイチジクより味が濃い(チリとか外地物によく似ている)。
少ししか買わなかったので、夕方本郷店にて10個ぐらいしかできないけれど販売します。(通常のイチジクロールはあります)
2008年10月25日
今日は2286と言う品種で入荷。なぜかたっぷりと持って行けと言われて安くたくさん買った。国産は夏美でたくさん。今日、明日はイチゴをたくさんケーキに使って安くだします。
キウイ、まわりが緑色で中は赤という深海魚みたいな色をしている。グレープフルーツもジュースにしてタップリと使います。
2008年10月24日
USAイチゴの新種です。ロサンジェルス・オックスナードから「4036(よんまるさぶろく、と呼びます)」、中まで真っ赤です。日本の「さちの香」と「アイベリー」を合わせた感じです。まだ、毎日この品種ははいりませんが、なるべくこれにしようとおもいます。輸入イチゴも一昔前に比べると見違えるように良くなっています。
2008年10月23日
大正の初期、ロックケーキといっていた菓子のレプリカです。たぶんこのようなものだったのだろうと思って作りました。ブドウは巨峰(4〜5年前にたっぷりとブランデーにつけたもの)をつかい、そしてバターもたっぷりと使っています。材料は今の時代のほうがすべてよいものを使っています。
2008年10月20日
市場ではバナナが大もがき。ふだん安いバナナが倍まではいかないがスゴイ値段に、、店では使わない。
また、安くなったらやるつもりです。(バナナロール)
バームクーヘンの本場
ハンブルグではクーヘンの有名な店です。
エルベ川のほとりのレストランでバームクーヘンとはこうあるべきだと話をした。
バームクーヘンといってもいろいろなタイプがあります。今、流行のやたら柔らかいものや軽いもの、、、
店のクーヘンはクラシックなもので生地を手でかけないと落ちてしまうくらい重くどっしりしたものです。
バームクーヘンは本郷店で焼いています。
2008年10月15日
『考える人』新潮社ー「日本のすごい味」に掲載されました。
www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/
季刊誌2008年秋号 P114
文=平松洋子 撮影=日置 武晴
2008年10月14日
フランボワーズムース 1680円
これ1本で2パックのフランボワーズを使っています。そして高級チョコレートをながしています。数は限定です。
2008年10月12日
今日は日がよいのかウェディングケーキが2つ注文がありました。どちらも生クリームでイチゴたっぷりで作りました。
60〜80人くらい
100〜120人くらい。サンドにもイチゴがタップリ。イチゴは600粒くらい使いました。
2008年10月11日
連休前の市場、あわただしかった。今年のUSAイチゴの価格は安定していたので角ショート273円〜294円でできたが今日の相場ではムリ、336円でお願いします。下がったらまた下げます。まだまだリーズナブルだとは思いますが、、、なるべく安くやりたいのですが、
保育園の運動会でパン食い競争に使うアンパンの注文で200個作りました。ふだん店で売っているのはこしあんを使っていますが、特注でつぶあんにしています。子供たちが大きくなっても食べてもらいたいです。
フランボワーズムースの上にチョコレートをかけてフランボワーズをびっしりとのせてみました。まだ試作品です。来週あたり店に出す予定。とんでもなく贅沢な一品です。
ツトムさんが柿のミニを持ってきて、「なにか使えないか?」と言ってきてくれた。食べてみると思っていたよりウマイ。今日はもうおしまいとのこと、明日少し買うつもり。
2008年10月8日
この人は洋なしの達人です。オーロラを持ってきて「食べてみろ」と言ってくれた。「食べ時」、これが洋なしの場合たいへんムズカシイ。タイミングを合わせると別物である。香り、舌触り、こんなにうまいものがあるのかと思う。生でケーキに使うのはあまりにもむずかし過ぎる。(朝まだ固くても夕方には完熟して翌日にはグチャグチャに)
タルトにして焼いてしまったけれどなかなか、、、オーロラのあとラフランスそしてレクチェとでてくるけれど、味は本当にちがう。
オーロラを食べながら、これはマリアの血がはいっているとか(なめらかさ)、ザラつくのがいいとか、市場の人たちの意見いろいろ。
洋なしのタルト。焼いてその日に宅急便で送れます。2888円+送料です。
2008年10月4日
クラシックショコラ新クリのせ チョコレート好きの人にはたまらない菓子です。涼しくなってきてこういうケーキが美味しく感じる季節です。
フランボワーズタルトの美味しさと安さのヒミツ
カリフォルニアのワトソンビルにて収穫された見事なフランボワーズ。(英語ではラズベリー)5月〜12月中旬までとれます。このラズベリーをタップリ使ってタルトにします。ホールはなんと2363円(18cm)カットで210円です。
安くて美味しいものを目指します。近江屋ならではの一品です。(お買い得だとおもいます)
フランボワーズタルトは焼いたその日に宅急便にて(普通便です。冷蔵、冷凍品ではない)送れます。着後、冷蔵すれば3日、この時期冷蔵しなくても翌日まで最高の状態で召し上がれます。
宅急便で送れる商品の常識を打ち破ります。送料を入れても(送り先によって)3000円くらいでこの品物を提供できます。お試し下さい。(焼く日はお問い合わせください)
2008年10月1日
ストロベリームース、ティラミス、好評につきオレンジムースも なんと、640円
2008年9月27日
美味しいものを安くたっぷりと食べてもらいたくて作ってみました。この大きさでストロベリームース840円。ティラミス998円
2008年9月17日
今日は北海道・富良野産小つぶイチゴです。今の時期たいへんたかいものです。このイチゴをサンドして525円でいきます。
2008年9月12日
国産イチゴをジャムにしました。砂糖とイチゴだけでなにもいれないでこの鍋で煮ます。いくらたくさん作るときでもこれ以上大きい鍋では煮ません。
イチゴジャム 大 683円
イチゴジャム 小 368円
2008年9月11日
今シーズン初の栗は茨城産でサイズは2Lで入荷しました。土曜日の夕方にはモンブランを店に並べられそうです。(神田店、本郷店どちらにも)
イチゴは使い切れないほど買ってしまった。徳用のムース(650円)にして準備するつもりです。そして、210円のショートケーキにも2個付けの大サービスでいきます。
2008年9月9日
イチジク 露地物は雨にものすごく影響される。今日のように雨が続いたあと晴れるといっぱい出てくる。上を向いて咲いているので雨に弱い。雨の次の日はだいたい品物は出てこない。市場では「なやみ」という。
安くたくさん買えたのでイチジクタルトのうえに生のままイチジクをのせました。294円で、
2008年9月6日
写真のイチゴはなんと韓国産です。はじめて見ました。日本の夏イチゴ16号によく似ています。ジャムにしてみます。夕方には683円で販売できます。
オレンジもたくさん入荷しているのでムースにして格安にて並びます。
11時30分 今、ジャムができました。韓国のイチゴ、ビックリするほど味が濃い。昔のイチゴの味がします。きっと土地に栄養がたっぷりあるところでつくったのでしょう。
2008年9月4日
洋梨についてはチョットウルサイ人たちです。一過言もっています。「オレはこれでいくら損をした」とか、「これはウマイ」とか、熱く語っている。「片手間で扱える物ではない」といっている。
すべて前倒しで、早くでてきている柿です。まだ、使わない、、、
クリは来週あたりモンブランにしてやってみようかと思っています。
クリ、ナシ、カキ、イチジク、洋ナシ、初もののオンパレードです。
2008年9月3日
秋の気配。洋梨が入荷しました。洋梨というのはいろいろな種類があり、味はかなり違う。オーロラ、バートレッド、ラ・フランス、レクチェ、その他いろいろ。朝まだ固くても夕方には柔らかく熟してしまうほど。
今日はオーロラを買った。タルトにして焼いて贅沢に使います。夕方には店に並びます。香り、風味を楽しんでください。安いけど本物です。
2008年9月1日
もう9月になってしまった。まったく時の経つのは早い。すぐクリスマスになってしまいそうだ。市場では松茸が並び始めています。
そして、今日シーズンはじめて栗を見ました。店で使うのはもう少しさきの予定です。スイカ、モモ、ブドウ、最後の方です。オレンジがたくさん買えたのでジュースにします。